2026年3月1日(日)鑑賞 U-NEXT
2025年5月2日(金)公開 / 上映時間:85分 / 製作:2025年(日本) / 配給:ギグリーボックス
【監督】 宗綱弟
【キャスト】
 加山糸:野村康太 / 飯島祐太郎:吉田晴登 / 馬場すみれ:三原羽衣 /
 五十嵐大輔:松尾潤 / 新川琴:鈴木美羽 / 山田ちえ:中山ひなの /
 長谷部:小西詠斗 / 島:賀屋壮也(かが屋)
【あらすじ】
クラスに友人がいない加山糸(野村康太)は修学旅行前の班決めで、同じく誰とも組むことができずにいた5人と一緒に班を組まされ、班長まで任されてしまう。メンバーは、自己中心的な馬場すみれ(三原羽衣)、ガリ勉タイプの新川琴(鈴木美羽)、自慢話ばかりの五十嵐大輔(松尾潤)、気が弱すぎる山田ちえ(中山ひなの)、そして不登校の飯島祐太郎(吉田晴登)。修学旅行先の広島で、ギクシャクしながらも班行動が始まり、6人それぞれの行きたい場所を順番に周ることに。バッティングセンターやSNS映えするカフェを巡るうちに、彼らの間に少しずつ仲間意識が芽生えはじめる。しかし、あることをきっかけに思わぬ事態が起こり・・・
【感想】
この映画も公開中に気になったものの映画館には行くことがなかった映画です。この映画も配信で有料でしたが、娘のU-NEXTのポイント期限が切れるタイミングだったのと、私が体調を崩して部屋で休んでいる時間が多かったので、この映画もポイント利用して観てみました。

クラスで独りぼっちだった6人が修学旅行で同じ班として行動することになり、2日間の自由行動で友情が芽生えていくというお話です。その中の一人は不登校だった生徒で、修学旅行に参加してそこで自殺して楽しい思い出を嫌な思い出に変えようとしていたのですが、それを他の5人が知って説得するシーンは感動的でした。

心がほんわかしてくる良い映画だったと思うのですが、気になるところもいくつか感じました。そもそもクラスに6人も浮いている人間がいるのは普通なのでしょうか。また、この6人が個性的でクラスで浮いているとしても、誰も友だちがいないほどの異質な人間には見えません。特に自分の殻に閉じこもっていない五十嵐がなぜ嫌われているかという背景はよくわかりません。修学旅行の自由行動で、班長である加山がバッティングセンターで必死にボールを打とうとする姿を見て、他のみんなの心が打ち解けていくということになるのですが、その行動をみんなが無視せずにみんなの心が動くというのは出来すぎと思ってしまいます。そういうところはもう少し現実的に丁寧に描いてあると個人的には良かったかなと思いました。

ただ、友人を作ることが苦手で、仲の良い人とグループを組めと言われた時に、相手が自分のことを嫌いかもしれないと思ってしまい、自分から動くことができなかった私にとっては、こういういろんなケースの”ぼっち”の人たちの気持ちと言うものは気になってしまいます。自分と似ているのか似ていないのか、自分より強いのか弱いのか、そんなことを考えてしまいます。自分が好かれていないという不安があると、自分が傷つくのが怖くて安易に人には近寄れないものです。私はそんな人間でした。自分が壁を作るから相手も壁を感じて近寄らないという悪循環です。なので、この年齢になっても人と付き合うということは神経をすり減らしてしまいます。

できればこの映画でも6人がどういう気持ちで”ぼっち”になっていたのか、そしてその状況を受け入れていたのか、そういうところも描いてくれていれば、もっと感情移入ができたかもしれません。

いい友人関係の映画は心がほんわかして感動的な気持ちにさせてくれました。
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。