| 2026年2月4日(水)鑑賞 U-NEXT |
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2022年7月8日(金)公開 / 上映時間:104分 / 製作:2022年(日本) / 配給:アークエンタテインメント
【監督】 森井勇佑
【キャスト】
あみ子:大沢一菜 / お父さん・哲郎:井浦新 / お母さん・さゆり:尾野真千子
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考太:奥村天晴 / のり君:大関悠士 / 坊主頭:橘高亨牧 / 保健室の先生:播田美保
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おばあちゃん:黒木詔子 / 幼い日のあみ子:桐谷紗奈 / 幼き日の考太:兼利惇哉
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学校の先生:一木良彦 / 校長先生:柿辰丸 |
【あらすじ】
広島で暮らす小学5年生のあみ子(大沢一菜)。少し風変わりな彼女は、家族を優しく見守る父(井浦新)と、書道教室の先生でお腹に赤ちゃんがいる母(尾野真千子)、一緒に登下校してくれる兄(奥村天晴/兼利惇哉)、憧れの存在である同級生の男の子のり君(大関悠士)ら、多くの人たちに囲まれて元気に過ごしていた。そんな彼女のあまりにも純粋で素直な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていく・・・ |
【感想】
「ルート29」がこの映画の続編かもという情報を見たので、「ルート29」がよく理解できなかった映画だったので、すぐにこの映画も観てみました。
あみ子は他人の気持ちが理解できない少女ですが、性格は明るくて優しい良い子です。しかし、行動や言動がまわりに誤解されることが多く、継母や実の父親にとって御荷物的存在となっていき、最終的には祖母の家にひとり追い出されてしまうというちょっと切ないストーリーです。あみ子がそういう周りの人の感情を理解できないため、あみ子自身が悩み悲しむということではないのですが、意味がわからず父親に捨てられたような結末に、観ている側は心が痛みます。またあみ子を演じる大沢一菜は、この映画ではとても素晴らしい演技を見せてくれていて、あみ子という少女と大沢一菜が一体化している感じでした。
あみ子にとっては切ない展開なのですが、自分があみ子のような子供を持つ父親の立場であれば、映画の哲郎ように感情を抑えて接することはできないとも感じました。あみ子の行動の悪いところを指摘し責めて、そしてもっと早く愛想をつかしていたと思います。
こういう子供たちは、悪意もなく素直に生きているだけなのに、普通ではないということで特別視されて迷惑がられるということを、いつも頭に置いておかないといけないのかなと思いました。「ルート29」と違って、この映画は社会の課題を突きつけてくれるようで、良かったなと思いました。このあみ子を演じた大沢一菜が「ルート29」のハルであり、同じような境遇にあるということで、この映画が「ルート29」の続編といってもいいのかなという感じはしましたが、訴えてくるメッセージや映画の違和感などには大きな違いがあると感じました。 |
上記はあくまで私の主観です。あとで自分がその時にどう思ったかを忘れないための記録であり、作品の評価ではありません。
また、ネタバレの記述もありますので、ご注意ください。 |
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